【週刊少年ジャンプ 2020年15号感想】岸辺隊長とクァンシの会話が気になりすぎる!


※ネタバレ注意です。




こういうの発売日に上げないと意味ないよなあと思いつつ、ジャンプの感想とか書いてみます。
とりあえず気になった作品だけ。

鬼滅の刃 第197話『執念』 

もう何週連続で掲載順2番手なのかわからないくらい巻頭カラー作品の次に鬼滅が配置されてる気がしますね…。

珠代様の薬でどんどん弱体化していく鬼舞辻無惨。
この薬がなかったら無惨に全員瞬殺されて終わりだったことを考えると、完全に珠代様がMVPですね。
死亡してからの珠代様はウキウキで無惨を煽りまくっていて大変魅力的でございます。

炭治郎と伊黒に追い込まれた無惨は、お腹の口が突然開いて謎の衝撃波を出します(なんだこれ…)。
遠くの屋敷に居る輝利哉たちまで攻撃が届いているのが気になりますね。
煉獄父や館が傷ついていないところを見ると、愈史郎のお札を経由してダメージを受けているっぽい?
無惨と鬼との間には視覚や記憶を共有できる繋がりがあるのはいままで描写されてきていたので、そこを通じての攻撃といったところでしょうか、気になります。

そこで助太刀に入る伊之助と善逸。
仲間のために涙を流して戦う伊之助、泣かずに炭治郎を鼓舞する善逸には成長を感じざるを得ません。
そしてそれを見て炭治郎が涙するというね。
いままで一緒に旅してきた3人だからこそグッとくる描写です。

義勇と悲鳴嶋さんも身体の一部を欠損しながら立ち上がり、まだ参戦する模様。

完全に馬鹿にしていた珠代様や鬼殺隊にここまで追い詰められているのはさすが無惨様ですが、このままおじいちゃん化した状態のところで倒されるのは少年漫画のラスボスとしてどうなんだ…という感じがあるのでまだ一波乱ありそうですかね。

禰豆子の到着、日の呼吸13ノ型、青い彼岸花とまだいろいろフラグはありますしね。
とはいっても、完結は本当に近そうな雰囲気です。

ハイキュー!! 第385話『テンションが上がると同時に悔しさも感じます』

Vリーグ編面白スギィ!!

終章に入ってもダレるどころかどんどん面白さが増していくハイキュー。
なんなら今が1番面白いのではという気さえします。
作者もノリノリで描いているのが伝わってきます。
これもいままでの連載で丁寧に布石を撒いてきたからこそですね。

レシーブだけでなく、本来の囮としての性能も存分に発揮する日向。
春校で「日向使ってブロッカー振りきりて~」と言っていた宮も念願叶って嬉しそうです。(こういう小さな布石の回収が無限にあって毎週楽しすぎる)

相手を釣ってのレシーブ、ジャンプサーブと高校時代からは考えられない成長を見せている日向ですが、今回はセッティングを披露。
宮も含めた攻撃枚数の多さは烏野の同時多発攻撃を彷彿とさせますね。
スパイク以外は下手くそだった日向が変わるきっかけとなったのはやはり宮城県1年生選抜合宿。
金田一たち当時のメンバーも現在の日向の成長に目を見張っているようです。
サブタイトルの『テンションが上がると同時に悔しさも感じます』はおそらく当時と現在の日向の成長具合を見た合宿メンバーたちの気持ちですよね。
もちろん月島含めて。

色んなキャラの現在がわかるのもハイキュー終章の面白さ。
黄金川、百沢はVでバレーをやっているみたいですね。
高校時代素人だった百沢が1部リーグというのは驚きです。
やはりデカさは正義ということか…。

青根、二口は社会人チームでバレーを続けている模様。
チーム名的に伊達工業のOBが集まるチームとかでしょうか。

そしてめちゃくちゃバレーに詳しくなっている谷地さん。
とても可愛い。

ぼくたちは勉強ができない 問150『[x]=白銀の漆黒人魚姫編』

それをやってしまうのか筒井先生よ…。

めちゃくちゃ賛否両論あるとは思いますが、個人的にはプラスな気持ちの方が大きいですかね。
僕勉という作品の性質的にはありかなという話ですが。

昔から「ヒロインの出番のバランスが良い」というよくわからない褒められ方をされていたり、「恋愛関係が進まなさすぎる」、「ギャルゲーのセーブ&ロードのようだ」などと叩かれたりしていましたが、ある程度は作者の意図的なものだったということですね。
てかまじでギャルゲーじゃんこれ…。
5人全員のルートをクリアした後は妹ルートが解禁されるのですか。(ない)

うるか編になってからは他のヒロインたちが雑に処理されすぎていたことが1番不満に感じていました。
このまま完結ならいままでの他ヒロインとの積み重ねはなんだったんだ感がすごいので、それよりはルート分岐の方がまだ納得できるという気持ちです。

ページめくったら唐突に「Route:1/5」と書かれているのを見たうるか派がどんな気持ちだったのかは少し気になりますね…。

作品自体がもともと分岐を意識して特定のヒロインが突出しすぎない作りになっていたから今回の展開はなんとか受け入れられますが、かなり際どいところではありますよねやっぱり。

とりあえず各ルートのクオリティに期待です。

チェンソーマン 第61話『ニュースレポーター』

個人的にはいまジャンプで一番楽しみにしてるチェンソーマン。

岸辺隊長がついに戦闘に本格参戦です。
クァンシの魔人4体を(描写なしで)瞬殺とさすがの強さですね。

魔人のフタクチちゃんは相手の契約している悪魔を見通す能力を持っているようです。
元はなんの悪魔だったのか全然わからんですが、概念系ですかね。
「契約で払えるようなものは残っていない」と言っているので、契約内容まで見えている…?
だとしたら相当強力な能力なような気がしますが。
フタクチちゃん可愛くてすこです。

岸辺隊長が契約している悪魔は爪、ナイフ、針と攻撃特化なイメージ。
払えるものはないにも関わらず魔人たちを瞬殺しているので、
①悪魔を使役しなくても最強
②契約で払うものが自分の身体以外
③契約無視で呼び出せるほど悪魔を手なずけている
あたりの説が考えられますね。

コベニと暴力も人形狩りに参加する様子。
デンジたちと合流するか、ロシア勢力あたりとぶつかるか気になるところです。
この2人は能力も全然わかっていませんからね。
コベニちゃんの契約している悪魔はいつ教えてくれるのですか!

場面変わってデンジ一行vs.クァンシ。
ステゴロ世界最強と言われているだけあり、数の差をものともせずクァンシが圧倒しています。
そんな状況でも死んだふりをして自分だけ助かろうとするパワーはさすがです。

他の連中がまったく反応できていない中、唯一応戦している吉田の実力が光りますね。
契約している悪魔は「蛸」と判明。
タコとか弱くね…?と思ったのですが、調べてみると海外では「デビルフィッシュ」とか呼ばれて忌み嫌われているらしいです。
日本だとタコ焼きしか思いつかないからめっちゃ弱体化してそう…。
タコ弱体化のせいで(違う)吉田も結局歯が立たずですが、そこに岸辺隊長が割って入ります。

魔人を人質に取られておとなしくなるところを見ると、クァンシが魔人を大事に思う気持ちは本当のようです。

そしてまさかの岸辺隊長からクァンシに対しての筆談。
読んでてすごいゾッとしましたよ。
マキマさんいよいよ本格的に何者なんだ…。
メモの内容はデンジには見えていないようです。

「会話は聞かれている」というのはマキマさんの能力に関係するものなんですかね。
レゼを始末した際、デンジとレゼの会話を聞いていたような発言があったのも関係ありそうです。

岸辺隊長がマキマさんを殺そうとしているということは、以前2人の会話にあった「人間の味方でいるうちは~」という状態が終わってしまったということなのか、元より始末するつもりだったのか、果てして…。

そのあとのニュースレポーターの話も興味深いです。
サブタイトルにもなっているあたり、ここの会話が今回の肝でしょう。
「好きだったニュースレポーターの嫌な部分を知ってしまい、そのニュースを見なくなる」
「それでもニュースレポーターは変わらずニュースに出続けている」
「変わったのはそのニュースレポーターではなく、自分の脳みそ」
「ハッピーに生きるコツは無知で馬鹿のまま生きること」
なんだかすごい刺さりますね…。
このあとは「岸辺 てめえは大人しく首輪つけときな 元バディからのアドバイス」と続き、岸辺とクァンシがコンビであったことが判明します。

…で、この会話からクァンシが何を伝えたかったのかを考えなくてはならないのですが、
おそらくは「マキマに手を出すと死ぬからやめておけ」ってことですよね多分。
元バディである岸辺を想っての言葉にも取れて、今後の展開が非常に気になります。

ラストはアメリカの三男が乱入し、岸辺とクァンシは交戦開始。
コベニ、暴力、ビーム、プリンシ、マキマ、ロシア勢がこっからどう絡んでくるかで戦況も変わっていきそうです。
集団戦とか群像劇とか大好きなので最近のチェンソーマンには本当ワクワクです。
来週も超期待。

呪術廻戦 第98話『渋谷事変⑯』

渋谷編真っただ中の呪術廻戦。
サブタイトルはナンバリングのままどこまでいくのでしょうか。

イノタクは見せられないよレベルで顔面がひどいことになっているようですが、死にはしないようでとりあえず一安心です。
「一級術師になっちゃうぞ」とか言ってた頃はあんなに元気だったのに…。
登場人物がバンバン死んでいくタイプの漫画は読んでてドキドキしますね。

そして伏黒父が依り代を乗っ取り復活。
オガミ婆を殺してこっから暴れまわりそうな雰囲気です。
肉体の情報が強すぎて魂も上書きするとか…よくわかりませんがとりあえず天与呪縛強すぎでは。
過去編で退場させるにはもったいない良キャラだったのでこの復活は素直にテンション上がりますね。
禪院家、伏黒、夏油、五条と遭遇してほしいキャラが多すぎる(笑)。

虎杖と伏黒はここからは別行動ということで、
各地で幹部戦が始まっていく流れですかね。
まさにジャンプのバトル漫画という感じの展開で超ワクワクします。

伊地知さんは駄目そうですね…。

冥々さんの強さについても少し明かされます。
「烏を操る」という弱い術式だからこそ必死に鍛えることで術式なしで戦える強さを手に入れたとのこと。
このキャラでまさかの脳筋タイプ…?
と思いきや「限界が来たとき、再び自らの術式と向き合い一級術師として花開いた」という気になる発言も。
脳筋パワーと「烏を操る」術式を組み合わせた戦闘スタイルで一級として上り詰めたということでしょうか。
いまの戦闘では烏をどう使っているのかわからないのですね。
烏との視覚共有で相手の死角を突くとかありそうですかね。

釘崎は寂しがり屋の呪詛師と戦闘開始。
野薔薇ちゃん負け試合ばっかりなので、そろそろ単独勝利に期待したいです。

真希さんどこ行った…?

おわり

[今週のアンケート順位]
1位 チェンソーマン
2位 呪術廻戦
3位 ハイキュー!!

以上!

 

コメント

  1. access より:

    I was able to find good information from your articles. Charmane Georgy Foushee